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『クラスメイト』との類似点について

2014-01-09

 駄文その2です。
 基本的に、駄文は本編の更新と同時か翌日くらいに更新するつもりです。ネタや気力や時間が無ければ本編の更新のみになるかもしれません。本当は本編の更新の合間合間にアップするのが良いのでしょうが……駄文書いてる暇があれば本編書けよって感じなので、あくまで本編のついでという形にする予定です。
 今回はJ・さいろー先生の『Classmate(クラスメイト)』という小説と、拙作『男子女子戦争』との類似点について書いてみたいと思います。というか言い訳です。

『クラスメイト』は、2007年3月に初版発行されたエロ小説で、『男子女子戦争』はこの作品に強く影響を受けて執筆されています。どういう作品なのか、ざっとあらすじを書くと……

 転校生・長崎匠は背の低い可愛らしい男の子。彼が転校してきた六年一組は、男子と女子が戦争状態にあり、性的イタズラの応酬にまで達していた。男子狩りが趣味の女王様・桃香の前に、匠もまた辱めを受ける。紆余曲折の末、匠を始めとする男子たちはついに桃香とその取り巻きに仕返しを果たし、何だかんだで六年一組の抗争は丸く収まるのだった。

 ……おいおい。パクリってレベルじゃねーぞ! と突っ込みを入れたい方も多いでしょう。確かにこのあらすじを読むと『男子女子戦争』ってただの焼き直しじゃんという感じなのですが、『クラスメイト』の本編は実際にはかなり印象の異なるストーリーです。前述のあらすじは、わざわざ似ている部分だけを抽出して書いているだけなのです。
 というのも、『クラスメイト』にはもう一人、重要なヒロインとして、野上なぎさという中学三年生の少女が登場するのです。匠・桃香・なぎさの三者関係(三角関係ではない)がストーリーの主軸であり、六年一組の男子と女子の抗争はオマケ的な扱いでした。
 この構図は、同じJ・さいろー先生が2001年に発表した『SWEET SWEET SISTER』(以下、『SSS』)という作品に類似しています。この作品では、中学二年生の早川可奈子と、その実弟の早川悠樹、彼のクラスメイトの五年生・皆本静香の三者関係が、やはり主軸となっているのです。淡々と進むダークなストーリー、暗く重い展開、イジメを含む暴力とセックスを通して、爽やかな純愛を描くというコンセプトも共通していますね。唯一、ラストだけは決定的に異なっておりました。
 確か作者のHPか何かで、『クラスメイト』は『SSS』のifストーリーを新作として再構成したもの……とかいう話を見た記憶もあります。よって『SSS』も読んだ上で『クラスメイト』を読むと、なかなか興味深い楽しみ方ができるのです。個人的には『SSS』のラストの方が好きかなぁ。

 とはいえ、『クラスメイト』というタイトル、そして当時の出版社の公式サイトには「女子が男子を虐めたり、男子が女子を虐めたりする小説です」などと書いてあったりして(うろ覚えですが)、これで『SSS』の姉妹作というのは売り方としてどうかという気もします。これだと普通は男子と女子の抗争がメインの話を期待するよなぁ……。
 かくいう私も肩透かしを食らった口でして、その時のフラストレーションが『男子女子戦争』に繋がっているというわけです。『SSS』は姉弟の近親相姦ものとして高い評価を受けている作品で、私も好きなので、『クラスメイト』自体は嫌いではないのですが。
 最終的に『男子女子戦争』が目指しているものは、いかにして強くて賢くてカッコいいヒロインを描くか……そしてそのヒロインをどうボロボロに凌辱するか。さらには、一度負けても決して屈しないヒロインをどのように上手く表現するか、という点に集約されます。小学生の男女の性的抗争という構図は似ていても、『クラスメイト』とは全く異なる小説に行き着く事は間違いありません。

 ちなみに、『男子女子戦争』の登場人物は全員その名前に、「動物モチーフ」と「パーソナルカラー」が組み込まれています。例えば白鷺姫乃なら、動物は「鷺」、カラーは「白」ですね。空を優雅に飛ぶ鳥と、純潔の白、お姫様のような可憐さ、そして詐欺師の隠語でもある「鷺」の文字を組み込むことで、一筋縄ではいかない知略に長けた少女のイメージが出せたらな、と考えました。名前を見るだけでキャラクターのイメージが想像できれば読みやすいだろうと思った次第です。いずれまた話が一段落ついたら、一人一人キャラクターを解説してみるのもいいかもしれません。
 羽生桃香は、悪辣な女の子という役回りは決まっていたので、モチーフは「蛇」でした。しかしさすがに蛇塚とか蛇川とか、そんな苗字ではヒロインとしての愛らしさが全く無いので、思案の末に「羽生」と決まったわけです。「羽」も「生」も爽やかなイメージがありますし、将棋の某先生を想起するので知的なイメージもバッチリでしょう。それでいて読み方は蛇の名前そのものの「ハブ」というのは我ながら洒落が利いてるかなぁと。
 で、問題は名前の「桃香」です。
 既に多くの人が突っ込みたくてウズウズしていると思いますが、言うまでもなく『クラスメイト』のヒロイン・桃香の名前をオマージュとして使わせていただいております。パーソナルカラーを妖艶な「ピンク」にしたので、だったら『クラスメイト』の桃香とキャラクターも似ているし、そのまま名前を頂戴しようと思ったんですね。

 しかし今回、この駄文を書くべく『クラスメイト』の単行本を久々に引っ張り出してきたら、とんでもない事実が判明しました。『クラスメイト』に登場する桃香の苗字は、なんと「白鷺」だったのです! 「白鷺桃香」て! 結婚したのかよお前ら!
 前述の通り、白鷺姫乃のネーミングに関しては、『クラスメイト』の登場人物は一切参考にしておりません。なので「白鷺」という苗字が共通なのは、単なる偶然なのです。まぁ、自分でも気づかないレベルで深層心理に影響を受けていたと言えばそれまでですが……。

 そんなわけで、ちょっと言い訳をさせていただきました。次回の本編は、いよいよ男子女子戦争の開戦の経緯が詳しく語られる予定です。士郎と桃香が幼馴染という設定は、第一話から考えていたのですが(みんな忘れてると思いますけど、第一話の桃香のセリフで「幼馴染みのよしみで……」という下りがあったりするのです)、開戦の経緯は全然考えてませんでした。私自身、ちゃんと更新が続けられるか不安だったりしたわけで。とりあえず後付け設定を考えるほどに続いているのは結構なことだと思います。ではまた、次回の更新まで。

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