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『叶小夜子』について

2015-01-16

 駄文その10です。
 本編の方は、次回もうちょっと羞恥シーンが続いて、一応桃香編終了となります。そしていよいよ脱衣カードゲームによる決闘のスタートです。羞恥シーンというか露出シーンみたいになってしまいましたけど。羞恥と露出は似ているし被ってる部分もあるものの、本質的に違うと言えば違いますかね? 私としては、大まかに『精神的な恥じらい』にこだわっていればOKというスタンスであります。
 J・さいろー先生の『クラスメイト』でも最後、『白鷺桃香』が級友たちから仕返しされるわけですが、作品の性格上わりと手加減された感じでした。というか取り巻き二人とワンセットのエロシーンなので、中途半端な感じなんですよねぇ。そこがメインの小説じゃないから仕方ないとはいえ、「あんだけ男子イジメ楽しんでおいてこれで終わりかよー」と不満があったのも事実でして、『男子女子戦争』ではとにかく徹底的にやる事みんなやってみた次第です。
 第一話を書いた時、いつかきっと桃香に同じ事をして仕返ししてやろうと心に誓って早三年五か月。ようやく復讐を果たす事が出来ました。まぁこれでも姫乃のためにちょっと手加減したつもりですが。メイン中のメインヒロインには、もっともっと酷い目に遭ってもらわないと困りますからね。

 今回は吉田秋生先生の『吉祥天女』の紹介です。ちなみにいつにもまして分量が多くなっておりますのでご注意ください。それとバリバリのネタバレですので、読んでいる途中で『吉祥天女』に興味を持たれましたら、先に実際の作品を購読する事をお勧めします。
 本作は1983年から連載スタートした少女漫画ですが、2006年に深夜ドラマ化され、2007年には映画化もされた人気作品です。ご存知の方も多いかもしれません。高校生のベッドシーンや下着姿、乳首描写などもあり、当時としては結構センセーショナルな内容と言えるでしょう。
 ただし絵のタッチは『線の少ない劇画調』といった感じ。特にヒロインの叶小夜子は美少女というより『麗人』として描かれているため、最近のアニメタッチな美少女に慣れた目には「怖ぇーよ」と思わず言ってしまうかもしれません。気になる方は『叶小夜子』で画像検索していただければ。
 ……もっとも、劇中での叶小夜子の活躍はまさに「怖ぇーよ」としか言いようのないものですから、そういう意味では見事なキャラデザインとも言えるでしょう。ドラマ版では石田さゆりさん、映画版では鈴木杏さんが演じておられますが、正直な所どちらも『美少女』であって『麗人』には見えませんね。

 大まかなあらすじは、名家でありながら財政の苦しい『叶家』と、その土地や財産を狙う『遠野家』との抗争がベースとなります。遠野家が経営する遠野建設は、市の再開発事業に絡み、叶家の所有する土地を取得したいと考えているのですが、小夜子の祖父である当主がこれを拒んでいるのです。そこで遠野社長は妹の浮子を叶家に嫁がせ、彼女にも根回しさせて、叶家の跡取りである小夜子と、自分の息子である遠野暁を結婚させようと画策しました。ちょっとややこしいんですけど、叶家は女系の血統で、浮子の夫は叶家の長男扱いですが、小夜子とは血の繋がりはありません(物語スタート時には故人)。また小夜子の父親も次男として婿入りした男性です。
 で、遠野暁には兄弟同様に育った従弟がいて、名前を遠野涼と言います。物語は、小夜子・涼・暁の三人を主軸として展開します。暁はゴリラみたいな外見で、女性を力で服従させる事を当然と考える下劣な男。対する涼はちょい悪なイケメンで、フェミニストではないですが、暁のようなタイプは嫌っています。この両者の関係もなかなか複雑なのです。今回はあくまで『強いヒロイン凌辱もの』としての考察ですので、その辺は割愛。
 そんなわけで、暁を始めとする遠野家の人間は、小夜子を食い物にして叶家を乗っ取ろうと画策しているわけですね。最終的には小夜子の壮絶な権謀術数によって、遠野家の人間はほぼ一族皆殺し、逆に遠野家の財産が全て叶家のものになってしまいます。

 本作は様々な解釈が可能でして、前述の通り『知略に長けた美少女が、鮮やかな手腕で敵の一族を返り討ちにし、自分と自分の家を守るサスペンス』というのが表面的なストーリーです。一方で、『妖艶な美少女の周囲の男性たちが、ことごとく非業の死を遂げていくホラー』としても楽しめますし、『不器用な少年と不幸な生い立ちの少女の、報われない悲恋』という少女漫画としても一級品です。叶家は天女の末裔という設定も語られ、小夜子に超常的な力があるのでは?と思われる描写があり、伝奇ファンタジーの側面も見受けられますね。
 また小夜子と涼の友人として、麻井由以子という少女も登場します。彼女は「普通の女の子」の代表といった役どころですが、同時に「もし小夜子が普通の家庭に生まれていればこうなったかもしれない」という影の主人公とも言える存在です。映画版ではこの解釈をクローズアップしており、由以子と小夜子が過去に出会っていたという新設定を盛り込み、出番も大幅に増加。キャスティングにも本仮屋ユイカさんを起用するなど、ダブルヒロインと言っても過言ではない扱いとなっていました。
 そしてもちろん『強いヒロイン凌辱もの』としても十分楽しめる作品であります。『吉祥天女』をこんな解釈で語っているコラムも他に無いでしょうなぁ。

 物語前半は、小夜子をモノにしようと企む暁との攻防がメインとなります。涼は基本的には小夜子の味方ですが、暁には逆らえない事情もあり、時に彼女を陥れる事に手を貸す場合もあります。また涼の恋人(限りなくセフレに近い感じですが)としてスケバンの久子というキャラも登場。んー、時代を感じさせますねぇ。とりあえず一番手に彼女の一味が小夜子にちょっかいを出すものの、あっさり返り討ちに遭います。
 そこで久子に頼まれ、大沢という暁の子分が、下校中の小夜子や由以子に絡んできました。「まっ、いくら気が強くても男の力にゃかなわねーだろ」と舐めてかかる大沢とその仲間たち。しかし小夜子は鮮やかな体術で逆に大沢たちをねじ伏せ、相手が振り下ろしてきた木の棒を奪い、大沢の頭部を殴打して流血させます。仰向けに倒れた大沢の腕の骨を踏みつけてへし折り、さらには喉元に棒の先端を突きつけ、男にとって急所である喉仏を潰してみようかとうそぶくのです。「そんなことすりゃ人殺しだぞおまえ!」「それがどうしたの? 同じことをあなたたちはわたしたちにしようとしたんじゃないの……。強姦なんて女にとっては殺人と同じこと」。かくして大沢たちは尻尾を巻いて逃げ出しました。
 いやぁ、強いヒロイン好きにとっては、これだけでもうお腹いっぱいって感じですね。映画版では当然アクションシーンにはスタントウーマンが起用されており、それまで品のいいお嬢様として描かれていた小夜子が、驚くような身のこなしで男どもをなぎ倒す爽快感がより一層顕著になっています。

 そしてとうとう暁が直接動きます。涼に手紙を書かせ、小夜子をまんまと体育用具室に呼び出した暁は、彼女を押し倒して唇を奪う事に成功。しかし小夜子にとってその程度はどうという事は無く、逆にポケットに忍ばせていたガラス片を暁の首元に突きつけました。「へたくそなキスね」。実は小夜子が都合よくガラス片を隠し持てたのは、涼の手紙にヒントが書かれていたからだったのです。万が一の時には助けに入ろうとしていた涼に対し、小夜子は「男の『防御(ディフェンス)』と女の『防御』は違うのよ」「それから『攻撃(オフェンス)』もね」と微笑みます。

 さて納まりがつかないのは、以前小夜子にコケにされた大沢くん。「あの女の泣きっつらを見なきゃ気がすまねえんだ」と復讐を誓います。かくして暁に強制された涼と久子、それに大沢による小夜子包囲網が敷かれました。
 化学室に上手く誘い出された小夜子は、涼と大沢一味に取り囲まれます。隙を見て逃げ出そうとするも、涼の投げたモップに足をとられて転倒、ついに大沢に組み伏せられてしまいました。しかしもちろんこんな事で負ける小夜子ではありません。大沢の子分の手を引っ掻いて、彼が持っていたナイフを奪い、ひとまず窮地を脱します。しかしナイフを持つ手は震えており、「やっぱ女だよなあ」「刃物が怖いのかい」「血がドバっと出るのはやなんだろ」と逆に詰め寄られてしまいます。とうとう黒板まで追い詰められる小夜子。
 しかしこれは罠でした。相手を油断させ、間合いを詰めさせたところで、一気にナイフを一閃。大沢の左耳を完全に切り落とします。大量の血を噴き出して、痛さのあまり床に倒れて悶絶する大沢を、小夜子は冷徹に見下ろして言い放つのです。「血がこわいの? 女はね、血なんかこわくないのよ。だって毎月血を流すんですもの」。そして血まみれの手でナイフを放り投げ、悠々と化学室を後にしました。その後手を洗うと、何事も無かったかのように由以子たちと談笑しながら下校する始末。さすがの涼も畏怖を感じずにはいられませんでした。

 しかも大沢くんの受難はこれで終わりではありません。なんと入院中の彼の下に小夜子が花束を持ってお見舞いにやって来るのです。すっかり彼女に恐怖を感じていた大沢は、追い立てられるように屋上に逃げ、立ち入り規制のロープを超えてしまい、破損していた手すりから落下。即死してしまいました。
 偶然見舞いに来ていた暁と涼は落下現場に遭遇し、不審に思った暁は屋上で百合の花を見つけます。小夜子は何食わぬ顔で今来ましたとばかりに涼に事情を聞くのですが、彼女の持っていた花束が百合の花だったため、暁は全ての事情を察します。「ユリの花か……。死者に送る花だな」と言い放つ暁と、無言で不敵な笑みを返す小夜子。『吉祥天女』屈指の名シーンの一つと共に、物語は後半に突入していきます。

 小夜子の本性を悟った暁は、ついに本職のヤクザ者を使い、学校の外で彼女を暴行させようとしました。しかしこれは涼の工作で失敗。しかし暁は涼の裏切りを看破し、彼をリンチにかけます。今度は逆に小夜子が現場に乗り込んで、涼を助け出します。あらかじめ警察に通報しておいた上で自らセーラー服を脱ぎ、これを破いて「こういう状況下ではどちらが不利かわからないあなたじゃないでしょう?」と言い放つ度胸は、まさに「勇ましいお姫さまだなー」という感じですね。
 こうして小夜子をモノにしようと企んだ暁の数々の計略は、ことごとく打ち破られてしまいました。ところがここで事態が急展開します。元々高齢で病も患っていた叶家の当主が急死してしまったのです。映画版では浮子おばさんが薬に細工したと匂わせる演出になっており、より謀略の色が強くなっていました。

 唯一の邪魔者がいなくなった事で、浮子おばさんを始めとする遠野家の人間は、早々に暁と小夜子を婚約させようと動き出します。逆に後ろ盾を失った小夜子は意気消沈し、汚い大人たちの謀略にも口を出しません。そんな姿を歯がゆく感じる涼。「おまえはそんな弱いヤツじゃないはずだ」「あんなヤツのいいなりになるなんて……」。
 しかし涼の思惑など関係なく、暁と小夜子の婚約は正式に決定。彼女を自宅に誘った暁は、ついに小夜子と肉体関係を結ぶ事に成功します。直接的な描写はもちろん控えめですが、ハッキリとベッドシーンが描かれ、しかも『事後、衣服を身に着けている最中の下着姿』を涼に見られるという寝取られ的なシーンも登場する徹底ぶり。あれほど暁の卑劣な罠を打ち破ってきた小夜子が、ついに身体を許す展開は驚愕という他なく、下手な成年コミックなんかよりよっぽど興奮させられます。これが『強いヒロイン凌辱もの』でなくて何だというのでしょう。
 この後、涼は久子とのセックスで胸のモヤモヤを解消しようとします。「暁くん……とうとう叶さんモノにしちゃったんだって?」「叶さんには悪いことしちゃったな……あの人あんたを助けてくれたんだし」という久子のセリフがまたいい感じで胸に響きます。

 もちろん、小夜子がこの程度で負ける弱いヒロインであるはずがありません。彼女にとって暁に身体を許した事は、自らの計略の一部。遠野家皆殺しの端緒に過ぎないのです。手始めに浮子おばさんの晩酌に薬を仕込み、風呂場で溺死させます。原作では直接手を下しており、これはこれで迫力があるのですが、さすがに警察に調べられたらアウトなので、映画では二階から庭の池に転落して溺死に変更されました。ちなみに浮子おばさんの映画版のキャスティングは国分佐智子さん。清楚な外見の悪女ってとこがツボですね。
 浮子おばさんは小夜子の父親(亡き夫の義理の弟)と不倫関係にあり、叶家の財政が火の車なのも彼女の浪費が原因の一つでした。「うちのおカネを自由にするぐらいならまだいいけど……。おばさま、あなた少しやりすぎたわね」「あんな父でも私の母の夫なのよ」。

 一方の暁は、小夜子を自分の物にして御満悦……のはずだったのですが、自分でも気付かないうちに小夜子の魔性の虜になっていきます。この辺りから、涼は『暁から小夜子を守る』のではなく、『小夜子から暁を守る』ように行動目的が変質していきました。
 涼にだけは色仕掛けが通じない(小夜子曰く、涼は『処女』みたい)ため、涼が苦手だと、小夜子は白状します。「それがあんたのやり口ってわけかい。きったねぇな!」と言い放つ涼に対し、小夜子は飄々と反論するのです。暁や大沢たちが「想像の中で何度もわたしを犯したわよ……」「それはきたなくないの?」と。涼はなおも「おまえは人の一番弱い部分をついてくる」と卑怯者呼ばわりするのですが、「まんまとひっかかる男がバカなだけよ」とまるで意に介しません。

 そして小夜子の口から驚愕の過去が明かされました。彼女は六歳の時、名前も知らない変質者にイタズラされ、強姦されそうになったのです。映画版では単なる変質者ではなく伯父(浮子おばさんの夫)が相手となっています。「女であるということが、時どきどれほどの屈辱をもたらすか……あなたたち男にはわからないでしょう」。強姦なんて女にとっては殺人と同じこと、という彼女のセリフは、実は実体験から出た言葉だったんですね。
 小夜子はその屈辱を晴らすため、僅か六歳にして、自分からもう一度その男に接近。隠し持っていたハサミで刺殺しました。事情を知った祖父と祖母は火事に偽装して事実を隠蔽し、小夜子は分家で育てられる事になるのです。彼女が物語冒頭、転校生として登場するのはそのためです。
 六歳で処女喪失というのは考えにくいので、その後も事あるごとに性的なイタズラやレイプに苦しんできたのではないかと思われます。暁が初めて小夜子を抱いた時にも「おまえ初めてじゃないだろ」と言っていました。処女膜がどうのこうのという意味ではなく、セックスに慣れているという意味でしょう。強いヒロイン凌辱ものにおいては、必ずしもヒロインは処女でなくてもいいと思うのです。「わたしにはよくわかるのよ。男たちがどんな目で自分を見てるか。何度妄想の中でわたしを犯したか……」。
 涼は小夜子の事を、ただの女ではなく『魔性のもの』と認識します。彼女がごく普通の女子高生を完璧に演じ、クラスメイトたちに溶け込んでいる様を、『羊の群れに狼が忍び込んでる』と考えるほどに。

 事実、小夜子は暁の父親(妻は既に死去)にも色仕掛けを用い、謀殺しようと企みます。偶然その場を見てしまった暁は逆上して実の父親を刺殺。警察に追われる身になってしまいました。ようやく目を覚ました暁は、自らの運転する車を暴走させて小夜子を轢き殺そうとしますが、失敗。血塗れになって事切れます。映画では由以子を人質に小夜子を呼び出すも、最後は包囲した警官隊の一斉発砲で蜂の巣にされる最期でした。
 しかも小夜子は暁との婚約の際、条件として遠野建設の株式の名義を自分の母親の名前に書き換えさせていました。暁の父、その妹の浮子おばさんも死亡しているため、小夜子の母親が遠野建設の筆頭株主となったわけです。映画版ではよりリアルにするため、小夜子と暁が婚姻届を提出した事になっていました。その婚姻の条件が株式の名義変更。要するに、叶家が遠野建設を乗っ取ったという事ですね。自らの肉体のみならず、戸籍さえも傷つけてまで目的を果たそうとする小夜子の執念には脱帽というほかありません。「この……魔女め! おまえのせいだ……なにもかもおまえの……!」
 かくして、小夜子にとっては敵の一族の最後の生き残りとなった涼。果たして彼が最後にとった行動は……。そしてその結末は――?「もうおわりなんだ小夜子……。おまえは自分のしたことを償うんだ……」

 ……というわけで『吉祥天女』でした。『強いヒロイン凌辱もの』の『負けるけど負けてない』パターンを、これほど見事に描き切った作品は他に類を見ません。エロシーンがほとんどなくても(だってこれ少女漫画だし)十分興奮できます。
 小夜子の行動理念の一つに、男性という性への憎しみがあることは間違いなく、それは小夜子の分身とも言うべき由以子のセリフにも表れています。彼女は小学生の頃に痴漢被害に遭い、男性恐怖症になっていたのです。それ以降、性的なジョークにも嫌悪感を持つようになり、「そういうことがどれほど女の子の気持ちを傷つけるかわかんないなんて頭悪いのよ!」「悪気がなきゃなにしてもいいっていうの!?」と怒り心頭に語っています。
 ちなみに本作は由以子が生理痛に苦しむ場面で始まり、ラストは「また美人が転校してくるかな」という兄の言葉に「今度は男の子がいいな」と返すところで終わっています。彼女の一種の成長物語と解釈する事も可能ですね。

 凌辱エロ作品の、特に『モラル肯定派』を描く上で、身勝手な男性という性をきちんと批判するのは大事だと思います。女性という性を蹂躙する事は決して許されない。許されない事だとハッキリ明言するからこそ、それを実現させてしまう凌辱エロの背徳感が高まるのです。
 そしてそんな身勝手な男性という性に抗い、戦い、一度は敗北し、しかし決して負けたままでは終わらない……。それこそが『強いヒロイン』のあるべき姿ではないでしょうか。むしろそれくらい強いヒロインでなければ、凌辱する価値がありません。前回紹介した五十嵐友子もそうですが、男に敗北宣言させるくらい強くなければ、『強いヒロイン凌辱もの』のヒロインにはふさわしくないのです。
 そして同時に、少女としての弱さも重要ですね。小夜子はほとんど弱さを見せないヒロインでしたが、ラストシーンでの涼との会話や、病院の屋上で涙を流すシーンは間違いなく少女らしい弱さを感じさせるものと言えます。むしろ数が少ない分、強く印象に残りました。

 そんなわけで、叶小夜子こそが、私が最も理想とする『強いヒロイン』なのであります。『男子女子戦争』にも、そのエッセンスを多少なりとも生かしたいと思っている所存です。「あんたには負けた……あんたはすごい女だよ……」。


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