FC2ブログ

スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『ヒロインの負け方』について

2014-09-13

 駄文その6です。
 ちなみに本編の方ですが、最近ちょっと、話が進んでいるようで進んでいないという状況が続いてきました。やっと姫乃が脱ぐようになってきたけど、肝心なところが全然見えないし、ピンチになったと思ったら寸止めで助かるし……いい加減にしろよ! いつ脱ぐんだよ! もう待ちくたびれたよ! と思われる方もいるかもしれません。というか書いている本人がそう思っております。
 しかしこれは当初から決まっていた事で、「気の遠くなるような長い前振りの末に、やっとヒロインが脱いだ時のカタルシス」が男子女子戦争のコンセプトの一つなのです。読者からお金をもらっている商業誌や同人誌ではできない事をやろうというわけですね。

 とはいえ嫌がらせで無駄に引き延ばしているわけでもありません。ようやっと、次回の話で姫乃と桃香の対決に終止符が打てそうです。当然、その後は負けた方のエロシーンに入りますが、それが終わったら間髪を入れずに、勝った方と虹輝とで『脱衣カードゲーム』による最終決戦が始まる予定です。そして負けた方のエロシーンに突入……。
 というわけで、次回からはかなりテンポよく、生存メンバーが次々と戦死していくような展開になると思います。更新の遅さと不定期さは相変わらずですけど。今回で一応、『解剖授業』から途切れ途切れで続いてきた、耶美のエロシーンが終了したとも言えます。

 さて今回は「ヒロインの負け方」であります。強いヒロイン凌辱ものにとって、エロシーンと同じかそれ以上に大事なのが、「いかにしてヒロインを敗北させるか」という命題でしょう。何せ「強いヒロイン凌辱もの」では、強いヒロインは強くなければ魅力的に見えないのですが、しかし負けてくれなければエロシーンに入れない。そして負けてしまえば強く見えないから魅力的に見えない。だからと言って負けてくれなければエロシーンに入れない……。という本質的なジレンマを抱えているからです。
 分類してみると、ヒロインの負け方はおおむね三つのパターンがある事が分かります。即ち、『クスリ』『人質』『裏切り』ですね。

 まず『クスリ』ですが、これは麻酔薬や睡眠薬、媚薬などでヒロインの抵抗を封じるというパターンです。エロ作品にはやたらと便利なクスリが登場するものでして、「ハンカチに染み込ませて口を覆うだけで一瞬に昏睡させられるが、なぜかハンカチを持っている人間は平気」という麻酔薬とか、「女性にだけ催淫効果を持つお香や軟膏」という媚薬、それに「飲み物に混ぜただけであっという間に眠らせる」睡眠薬など、枚挙に暇がありません。睡眠薬には確かに強力な物もありますが、市販品とかだと「眠くなるようにリラックスさせる」効果の物が多いようです。そりゃ確かに適量飲んだらすぐに昏睡するような薬は危なくて売れませんよね。適量以上に飲ませるというのも、どんな健康被害があるか分かりませんから、エロ目的の使用としては不適当かと思います。
 そこら辺のリアリティを、自分なりに精一杯表現したのが第五話『解剖授業(前編)』の描写なのです。実際に麻酔薬を使ってヒロインを陥れるのなら、あれくらいの準備は必要なんじゃないかなーと。いずれにせよクスリを使われたヒロインは、意識を失うか淫乱になってしまうかなので、その後のエロシーンの面白味が欠けてしまう欠点があります。やっぱり便利すぎるクスリなんぞに頼るより、権謀術数でヒロインを陥れた方が、勝利した時の充足感があると思います。

 次の『人質』も黄金パターンで、ヒロインを屈服させる手っ取り早い方法として多用されます。しかし人質を取られたからと言って、敵の言いなりになって事態が好転するかと言えばそんな事は無いわけで。時間稼ぎの目的や、何らかの意図が無い限り、単に「人質を助けるために服従する」だけではヒロインが間抜けに見えてしまう欠点があります。人質が美少女の場合、十中八九人質も後で凌辱されるのがお約束ですしねぇ。
 疑う事を知らない純真なヒロインが好きな方なら、「約束と違う……ひどい!」って泣き叫ぶのがいいんだと言うかもしれません。でも強いヒロイン凌辱ものが好きな人間としましては、「敵の言う事を素直に信じるあんたが間抜けなだけじゃん」とついつい冷めた目で見てしまうのです。
 その辺の欠点をカバーする手法として、「人質ごと敵を抹殺するという非情の判断を下すが、最後の一太刀で一瞬迷ってしまい、逆転負けしてしまう」というパターンがよく見られます。ヒロインの強さとクールさを演出しつつ、人間味も描写して手っ取り早くエロシーンに入れる、実に見事な手法と言えましょう。
 男子女子戦争では、耶美の負けパターンとしてこれを採用しました。人質を取られたからと言って、敵に服従しても事態は好転しない。けれども恋心という理屈で割り切れない感情のために屈服してしまう……という展開で、まぁ普通に人質で言いなりになるよりは強いヒロインとしての演出ができたかなぁと思っています。

 最後の『裏切り』は、仲間や依頼人、協力者の裏切りによって負けてしまうというパターンですね。敗北の原因がヒロイン自身には無いので、比較的強いヒロインのイメージを保ったまま負けさせることができます。意外な人物が敵だった……という展開にもなるので、ストーリーに起伏が付けやすく、そういう意味でも便利なパターンです。
 ただ、裏切りを見抜けなかった事は間違いなくヒロインの落ち度であり、必ずしも強いヒロインに見える負け方ではないでしょう。男子女子戦争では、結構このキャラクター同士の裏切りが頻繁に行われているので、ストレートな『裏切り』によるヒロインの敗北は描かれないと思います。しかし後述する『複合タイプ』としては、今後使う予定であります。

『複合タイプ』とは、その名の通り、三つの負けパターンを組み合わせて使用するタイプです。例えば、「人質を取られるも鮮やかにこれを奪還。しかしその隙に麻酔薬を打たれてしまう」とか、「助けた人質が実は敵だった」とか、「仲間から受け取った秘薬でパワーアップするが、その仲間は裏切り者で、秘薬には催淫効果があった」というパターンですね。敗北の原因が複合する事で、ヒロインの強さを保ったまま負けさせる事ができるのが利点です。
 かの名作『凌辱女子学園』での藤平智実の負けパターンもこの複合タイプであります。直接的には睡眠薬を飲まされて拉致されるのが原因なのですが、親友が先に堕とされ、智実を陥れるように罠を張ったという前振りがあるのです。さらに裸にされて縛り上げられた後も屈しなかった智実を、母親の痴態をマジックミラー越しに見せつけて精神的に打ち据えるという、二重・三重の攻撃を用意する周到さ。初版発行が1987年という事を考えれば、これは驚異と言わざるを得ません。30年近く前に既に、強いヒロイン凌辱ものの一つの完成型が生まれていたわけです。

 ところでヒロインの負け方には三つのパターンがあると書きましたが、実は特殊な例として、もう二つほどパターンがあります。
 一つは『ストレート負け』というパターンで、特に卑劣な方法を使われる事もなく、普通に正面から戦って敗北するという、あまり芸のない負け方です。当然、ヒロインがとても弱く見えてしまうので、強いヒロイン凌辱ものではあまり使われませんが、「天狗になっていた生意気なヒロインが、鼻っ柱をへし折られて打ちひしがれる姿を楽しみたい」というニーズには合致するので、需要が無いわけではないでしょう。
 またJ・さいろー先生の『斬! 少女剣客千冬』という時代劇のアダルト小説では、ヒロインが正々堂々と戦って敵のボスに敗北する展開になっています。敵の雑魚連中には無敵の強さを誇っていたヒロインも、しょせんはスポーツとしての剣道(時代劇なので剣道と言う言葉は出てこないのですが)に秀でていたに過ぎず、実戦での剣術の達人であったボスの気迫の前に気圧され、負けてしまうという描写です。これは敵のボスと雑魚連中との間で、後半仲違いが生じ、ヒロインとボスとが恋愛関係に近い状態になっていくというストーリー上の都合もあるでしょう。よって『斬! 少女剣客千冬』は、強いヒロイン凌辱ものとしては評価の分かれる作品でもあります。

 もう一つの特殊なパターンは、『負けるけど負けていない』という、まるでトンチのような負けパターンであります。
 前述の3パターン+1パターンは、いずれも負ける事でエロシーンに入るというパターンです。よって負ける事によってどうしてもヒロインが弱く見えてしまうというジレンマが生じていました。『クスリ』で負ける場合は、クスリを盛られてしまったのが負けた原因。『人質』は人質を取られた事がヒロインの落ち度。『裏切り』も、事前に見抜けなかったのが間抜けに見えてしまいます。『ストレート負け』は言わずもがな。複合タイプで工夫しようとも、しょせん負けた時点で、どうしてもヒロインが弱体化してしまうのは避けられないのです。

 しかしもし、敵に負けてエロシーンに入る事自体が、ヒロインの目的であったなら? 最初から凌辱される事を覚悟の上でヒロインが行動していたとしたら? それならば、負けてエロシーンに入っても、強いヒロインが弱く見えてしまう事は無いはずです。
 そして実はこの『負けるけど負けていない』というパターンは、きちんと実例が存在するのです。
 一応言っておきますと、「セックスの技で敵を倒す」みたいなヒロインは、これには含まれません。セクシー時代劇の『くノ一忍法帖』みたいなシリーズに登場するくノ一が好例ですね。あれはあれで楽しめるのですが、やはり強いヒロイン凌辱ものとは、「清楚で貞操観念の強いヒロインが、敵の罠をことごとく打ち破るも、最後には敗北して凌辱の限りを尽くされてしまう」という基本路線を守ってもらいたいものです。

 というわけで『負けるけど負けていない』パターンを解説したいところですが、さすがに長くなってきたのでこれはまた機会を改めて語ってみたいと思います。本編との兼ね合いもありますので……。ともあれ、いよいよ桃香や姫乃が負ける瞬間も、刻一刻と近づいてきました。どんな負け方をするのか、その後にどんな悲惨な目に遭うのか、自分でも楽しみなところであります。



スポンサーサイト
[PR]

[PR]

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。