FC2ブログ

スポンサーサイト

--------

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『凌辱のパラドックス』について

2013-10-27

 目次ページを追加したので、記事の合間に駄文を書いても問題ないだろうと考え、一つコラムを書いてみました。『男子女子戦争』の方向性について語ってみたいと思います。
 作者とは異なるベクトルの期待を抱いて、本作を読んで下さっている方がいると申し訳ないので、興味のある方は御一読下さい。

『男子女子戦争』は、一言でいうと『凌辱のパラドックス』解消を目指して書いている小説です。『凌辱のパラドックス』とは、私が勝手に作った造語で、三つの意味を持っています。私が色々な凌辱系の作品を見て、「ここをこうすればもっと良くなるのに! でもそれはできないんだよなぁ」と常々考えていた事です。

 一つ目の意味は、「ヒロインがすぐ凌辱されては面白くない! でもそれはできないんだよなぁ」というパラドックスです。
 凌辱系の作品には大きく2パターンの傾向があり、一つは『か弱いヒロインが成す術もなく犯される』というもの。もう一つは『強いヒロインが卑劣な罠で犯される』というもの……だと私は思っています。前者は普通にエロシーンに入ればいいのですが、後者はヒロインがすぐに犯されては強く見えません。かといってエロシーンが中々出てこないのも都合が悪いです。よって多くの作品では、序盤でサブヒロインが犯され、中盤で満を持してメインヒロインが犯されるという構成が多く採用されています。
 しかしそれでも比較的あっさりと犯される作品が多いのが実情です。エロシーンを描くことがエロ作品のメインであり、ページ数に限りがある以上、これは止むを得ない事でしょう。いつまで経ってもメインヒロインがちっとも犯されない……本当に犯されるのかコレ? 一体いつになったら犯されるんだよ! とヤキモキさせられた末に、ようやく犯されるという作品は、かなりの長編を余儀なくされるため、滅多にお目にかかれないのです。
 よく、「人気の落ちてきた全年齢向け漫画のヒロインが、テコ入れのために脱がされると、下手な成年コミックより興奮する」と言われますが、これはまさに『凌辱のパラドックス』が解消されたゆえの効果と言えましょう。

 二つ目の意味は、「主人公がヒロインに恨みを持っている方が盛り上がる! でもそれはできないんだよなぁ」というパラドックスです。
 犯す側の主人公が、あらかじめヒロインに酷い目に合わされたという過去があれば、いざヒロインを犯す際に盛り上がるのは当然です。事実、そのような設定を導入している作品は星の数ほどあります。しかしそれらの多くは「過去にこういう事があった」とサラリと説明しているだけで、実際に主人公が酷い目に遭う過程を克明に描写した作品は多くありません。
 これは一つ目の意味と同じく、エロシーンがメインであるため、前振りの部分はダイジェストにせざるを得ないからです。綺羅光先生の『凌辱女子学園』は大変有名で人気のある作品ですが、このヒロイン・藤平智美が非常に魅力的に見える一因は、やはり凌辱者を一度は完膚なきまでに撃退して叩きのめした描写がしっかりと描かれているからだと思います。

 三つめの意味は、「一度犯されたヒロインもすぐには屈してほしくない! でもそれはできないんだよなぁ」というパラドックスです。
 これはそれほど強いパラドックスではありません。調教もののように、犯すことがメインではなく、その後に屈服させる事を主題とした作品も多いからです。しかし凌辱系は犯すまでがメイン、調教系は犯してからがメインと棲み分けている印象もあり、どちらも両立させた作品は意外と少ないかもしれません。これも、限られたページ数でエロシーンを描く以上、優先順位を付けざるを得ないのだと思われます。
 何より、凌辱系では「穢れなきヒロインが犯される」事が肝要なのであって、既に穢されたヒロインは用済みとされる傾向も少なからず見受けられるのです。

 さて、問題はこれら三つの『凌辱のパラドックス』を全て解消できる作品が、この世にどれだけ存在するのかという事です。先の『凌辱女子学園』などはかなり理想に近い作品でしょう。他にも私が知らないだけで、素晴らしい名作が存在しているかもしれません。しかし商業作品ではどうしても手っ取り早いエロが求められ、じっくりとした描写が必要な『凌辱のパラドックス』解消はなかなか難しい側面があると思います。
 また厄介な事に、エロ作品には他にも種々様々な嗜好が存在し、それらの完璧な合致は極めて難しいのが実情です。例えば『凌辱女子学園』は女子高生とその母親がメインヒロインであり、ロリ好きには少々とっつきにくい側面があるでしょう。
 ネットなどで公開されている、個人が趣味で書いた作品ならば、かなり好みのものが見つかるか? とも思いました。確かに商業作品と違って自由に執筆できる作品なら、『凌辱のパラドックス』解消も容易かもしれません。しかしそれを実現するには、「さっさとメインヒロインのエロシーンを描きたい」と思いながらも、辛抱強く前振りのシーンを延々と描く忍耐力が作者に要求されるわけで、やはり並大抵の事では完成しえないのが現実です。

 こうなるとやはりもう、自分で書くしかない……という結論に達するのは当然の流れでありましょう。
 幸い、私はショタもOKだったので、小学生同士の男女の抗争をメインにすればかなりピタリとハマるだろうとの計算はありました。
 つまり、男子が犯す側になるだけでなく、犯される側にもなる事で、ヒロインたちに酷い目に遭わされる過程を克明に描くことができる。登場人物を絞り込んで、人間関係を濃密にする事で、より恨みつらみの感情を高めることができる。そしてそれらの描写を通して、メインヒロインが犯されるまでの前振りをじっくりと描くことができる。一度犯されたヒロインも、後に犯す側として登場したりもするので、簡単に堕ちないヒロインも描くことができる。……このような目算のもと、執筆し始めたのが『男子女子戦争』というわけです。
 現在、第七話まで終了しましたが、私としてはメインヒロインと考えているのは姫乃・桃香・耶美の三人です。つまり第六話でようやく、メインヒロインの一人がやっとエロシーンに入ったというわけですね。それまでは全て壮大な前振りだったとも言えます。今までになく長い分量になった『解剖授業』編ですが、耶美をメインヒロインとして見た場合、『凌辱のパラドックス』解消にはそこそこ効果があったんじゃないかと思います。体毛とか下着の汚れとか、個人の趣味を出し過ぎたのは御愛嬌という事で……。当然、この耶美のエロシーン自体も、他のメインヒロインたちのエロシーンに向けた前振りとなっております。

 話の流れで予想できると思いますけど、『男子女子戦争』はあくまで女子が犯される方がメインであり、男子が犯されるのはオマケ的意味合いが強いです。次回の第八話ではショタ同士の話になる予定ですが、それ以後は当分の間、男子のエロシーンは出てこないと思います。個人的には定期的に入れたいと思っているのですが……。
 ともあれ、本作は『凌辱のパラドックス』解消を目指して執筆されています。そのため、メインヒロインはなかなか犯されないし、次々と新しいヒロインが出てくるわけでもありません。一度犯されたからこのヒロインは用済み……という方向性ではないのです。あくまで、私の長年の悲願だった『凌辱のパラドックス』解消のための作品であります。身も蓋もない言い方をすれば、自分一人のために書いているって事ですね。

 更新は相変わらず不定期ですが、いつの日か辿り着くであろうメインヒロイン凌辱の時を迎えるまで、可能な限り続けていきたいと思います。もし『凌辱のパラドックス』に共感していただける方がいらっしゃいましたら、生暖かく見守ってもらえれば幸いです。

 
 
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。